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【レビュー】Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 クラムシェルモードに最適なドッキングステーション

demiです。

リモートワークが増加するなかで、自宅でのPC環境を整えるひとが増えているようです。

ドッキングステーションは自宅をオフィス化し、PC環境を改善してくれるアイテムであり、
リモートワークを含め、自宅での作業が多いひとには導入の価値がある機器です。

ドッキングステーションとはUSBやモニター出力端子などを搭載した周辺機器です。
パソコンとケーブル1本だけで接続して複数の周辺機器をまとめることがでます。

Ankerから発売されている「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3」を購入しましたので、レビューしていきます。

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Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 とは?

(Anker HPより)

Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3は、モバイルバッテリーなどで有名なAnkerから発売されているドッキングステーションです。

ドッキングステーションはUSB端子、HDMI端子、メモリーカードスロットなどを備え、PCと直接つないで使用するものです。
USBハブとの違いは下記のような点です。

  • 給電や充電が可能である
  • 端子数がバブに比べて多め(機種による)
  • (上記機種は)Thunderbolt3端子がある

PCとドッキングステーションをケーブル1本で接続させすれば
外部モニターや様々な端子が使えるようになります。

僕の場合はMacbook proを持ち歩いていますので
仕事から帰ったら、ドッキングステーションにつないで
自宅では外部モニターで作業をしています。

 

Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3の外観、性能

本体とアダプター

コンパクトな本体と大きな電源アダプター

外箱

▲外箱はAnkerに共通したデザインです。ずっしりと重いです。

箱開封 写真
▲箱を開けるとシンプル。一見本体しか入ってません。

開封写真2
▲本体をのけると、底に中身がつまってます。
本体、電源アダプター、電源ケーブル、USB-Cケーブル、説明書が入っています。

ケーブルは63cmとやや短めなので
PCとの距離がある場合は、長めのケーブルを自身で用意する必要があります。

本体と電源アダプターサイズ
▲本体はコンパクト電源アダプターはかなり大きいです。
物差しと一緒に並べて見ました。

本体のサイズは‎12.6 x 8.9 x 4.2cm、重さは490g。
デスクにおいても場所は取らず、コンパクトなサイズに収まっています。

電源アダプター

▲本体のコンパクトさに比べ、電源は大きく重いです。
サイズは16 x 8 x 2.5cm、重さ607g。

他社の類似品でも電源アダプターは大きい傾向があり、
ある程度の給電、充電能力を提供するためにはこれぐらいのアダプターが必要なのかもしれません。

持ち運ぶものではないので、大きな問題ではないですが、
電源アダプターを机の上におくと、本体のコンパクトがムダになってしまいます。
可能であれば机の下に隠すなどの工夫をした方がよいです。

▲僕はこんな感じで電源アダプターケーブルは机に下に通して、本体も裏に隠れるようにしています。
当然ですが、机の下はカオスです。

豊富な端子

13個のポート
▲13のポートが備え付けられています。(Anker HPより)

正面ポートの説明
▲正面のポートです。6つあります。(+電源ボタン)
・USB-C (PD対応) 充電が出来ます。
・USB-C(PD非対応)基本的にデータ伝送用
・USB-A
・SDカードスロット (UHS-II対応)
・micro SDカードスロット (UHS-II対応)
・イヤホンジャック

充電に対応しているUSB-Cは1つだけですが
他社製品もだいたい同じです。

背面ポートの説明

▲背面のポートです。7つあります。
・Thunderbolt 3 アップストリーム PC接続用のポート
・Thunderbolt 3
・USB-A x3
・HDMI 2.0(4K, 60Hz)
・イーサネット

Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3の使用感

 

実際のデスクトップ環境

▲実際に使用している環境です。
MacBook Pro 13inch (2020)をクラムシェルモードで使用しています。
たまにサブモニターとしてMacbookも開いて使っています。

実際はもう少しモニターを下げて使っているので
写真よりはケーブルは目立ちません。

▲横置きで使用しています。
表面の表記は縦書きなので、縦置きが前提かもしれません。
タテにおくとモニターの高さに引っかかるので、横置きです。
裏の表記は横書きなので、どちらでも良いのかもしれません。

▲映像やインターネット端子は裏面にあるため、ほとんどの接続は裏面のポートで可能です。
通常表面はなにも刺さっておらず、すっきり見えるのは利点です。

デメリット

1. 熱い!!

写真ではわかりませんが、ものすごく発熱します。
触れないことはありませんが、5秒以上持つことが難しいぐらいに熱いです。

横置きがわるいのかもしれないと思い、
縦置きにしましたが、あまり変化はありませんでした。

大丈夫とは思うものの、
近くに燃えやすいモノがあったら火がつくのではないかと心配になります。

他のドッキングステーションが同じように発熱するかどうかは不明ですが
レビューを見る限り発熱はあるようです。
このタイプの製品では避けられない問題かもしれませんが
もう少しましになってくれると嬉しいです。

2. 高い

約30000円します。
CalDigitの製品も同じぐらいなので性能的なことを考えると妥当なのかもしれません。
とはいえ、簡単にポチッとできる値段でもないです。

ただUSB-Cハブに給電・充電機能がついただけでと思われる方にとっては高すぎる製品だと思います。
そのような方には、同じAnkerから出ている「PowerExpand 13-in-1 USB-C Dock」もおすすめです。

これはThunderbolt 3、UHS-II対応SDカードスロットなどが省かれていますが、1万円程度安い製品です。

注目ポイント

2021年7月16〜18日に開催されたAmazonタイムセールで本製品が値引きされていました。
29990円→23992円(5992円off, 20%引き)

これまで本製品は値引きされたことはなかったのですが、
今後のタイムセールやブラックフライデー、サイバーマンデーなどのセール時期に安くなることが予想されます。

今すぐ導入しても損はない機器ですが、
これらのセールを待ってみるとおトクかもしれません。

メリット

1.PCと周辺機器がケーブル1本でつながる+充電、給電が可能

よい点はいろいろありますが、第1はこれ。
とくに職場と自宅でのPCがノートPC1台という場合は最適です。

職場からもって帰ったPCをつなげるだけで、使いなれた環境が手に入ります。

マウスやトラックボール、外部ストレージなども、ドッキングステーションとつながっており
すぐに利用することが出来るようになります。

しかもドッキングステーションからPCに給電されるので
PC本体に電源アダプターを接続しなくても良いのが大きな利点です。

▲Macbook pro とドッキングステーションは1台のケーブルのみでつながっています。
非常にすっきりです。
(Macとディスプレイの間に見えるのはスピーカー)

3.デュアルディスプレイ環境が手に入る

上の項目ともかぶりますが
ケーブル1台でノートPCと据え置きのディスプレイをつないでデュアルディスプレイ環境を手に入れることが出来ます。

▲このような感じになります。
僕は視点移動が大きくなるので、普段は31.5インチ1枚、必要時のみデュアルにしています。

 

Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3と他社製品の比較

本製品と比較されるものとして「CalDigit TS3 plus」があります。
また「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」も競合します。

▲CalDigit TS3 plus(左)とBelkin Thunderbolt 3 Dock Pro(右)

CalDigit TS3 plusは2019年7月発売であり、発売以来しばらくはこの機種1択。
歴史があり、定番の人気商品。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Proは2020年3月発売。
形が他の2つと違い、一般的なハブのようになっています。
こちらのデザインが気に入る人も多いのではないでしょうか。

PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3は2020年12月発売。
一番新しく発売されており、これまでの機種を研究したつくり(になっているはず)。

正直、これら3製品はドッキングステーションのなかでも最上位に位置するのでどれも似たようなスペックです。

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共通点

  • Thunderbolt 3は2つ
  • UBC-Cは2〜3つ
  • USB-Aは4〜5つ
  • イーサネットあり
  • SDカードスロット(UHS-II対応)
  • 電源アダプター 170〜180W
  • 最高給電 85〜87W

Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3と他製品のちがい

  • HDMIポートがある
  • micro SDポートがある
  • USB-Cポートが2つある
  • Displayポートはない
  • CalDigit TS3には光デジタル出力端子がある

どの製品も結構似ており、同じような価格体です。
正直どの製品でも失敗はないと思いますが
HDMIポートが必要であったり、Micro SDカードをよく使うのであれば
Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3がおすすめです。

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まとめ

Ankerのドッキングステーション「Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3」を紹介しました。

1台のPCを職場と自宅で使用している
クラムシェルモードで使用し、外部ディスプレイにつなげている

これらの方にはぜひ試して欲しいと思います。

PCまわりの周辺機器が整理され、
机の上がすっきりします。

このテレワーク時代におすすめの自己投資となるでしょう。

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